ヤルタ会談でルーズベルトが「では今後のスケジュールを決めよう」という
と、チャーチルは「ひどい訛りだね。英語ではシュジュールというんだよ」と
いった。「申し訳ない、シュールでそう習ったもんで」とルーズベルトがいった
という笑い話がある。シュールというのは同じschを使うスクールのことで、
むろんこちらも大昔はドイツ語から来たシュールだったのだが、その当時す
でにイギリスでもスクールという発音が定着していた。シュジュールも今で
はキングズイングリッシュやオーストラリア英語でもスケジュールで定着し
ている。こういう例は極めて多く、英語圏の仮名表記には困った問題とな
る。シュイラーヴィルかスカイラーヴィルか、ベルダムかベルデームか、ゲイ
ンズバラかゲインズボローか、むろんアメリカでも昔は英語を使っていたし
オーストラリアでも最近はアメリカ英語がかなり浸透している。正しくは国と
時代で使い分けなければならないものなのだろう。それでも困るのは両方
がいまだに混在している場合で、アメリカの東部と西部で、イギリスの上流
社会や地方と、都市の中級社会で違っているという場合も多い。基本的に
は新しいのが訛りということになるが、日本でも東京弁と関西弁では関西
弁が訛りと考えられるようになってしまっているように、全国浸透してしまえ
ば訛りでなくなることも否定できない。
それで今後のシュジュールだが、8月15日前後まで永生病院に入院し、
8月1日頃に仮住まいを借りて15日までに引越しをする。引越し先が八王
子市内の場合は住所も移してしまって吉祥寺の家は9月頃に空ける。
来年3月に新しいマンションに移り、4月には完全に新居での生活に入る。
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