昨日と今日は私が行く前に多くの人がお見舞いにいらっしゃったようで、
みどり先生もそれなりに応答して頷いたりしていたという。一頃に比べると
かなり精神的な余裕がでてきたようだ。私もさまざまなことを話した。クリニッ
クの閉鎖やそれに伴うさまざまな問題について具体的に話したのは初めて
のことだ。少し辛そうな顔をしたが、私が全て着実に処理しているからという
と、両手でしっかり私の手を握り、少し涙を流していた。どの程度理解してい
るのかわからないが、ある程度新しい人生に向かう気持ちになってくれてい
るように思う。少しだけ声を出して話そうとしたようだが、声は続かなかった。
ただ、その後は深い眠りに入り、以前に比べると眠りがしっかりしてきたよう
だ。とりあえずうつ病的な面は解消されつつあるに思うが、これはまたいず
れ何度も出てくる可能性があるだろう。引越しのときにみどり先生のウエディ
ングドレス姿の写真が出てきて、彼女の友人が借りて帰っていっていたもの
が届けられていた。それを見せると食い入るようにずっと見つめ続けていた。
私も彼女もとても素晴らしい結婚生活だったと、今になって感じているようだ。
記事の下に広告が表示される場合があります。この広告はexciteの広告枠で、当ブログとは無関係です。