Speculative Japan はアマゾンの品目に入っているのに、もう売り切れに
なっている。予約受付は入っているので再版されるのかもしれない。サイン
会では日本人と外国人が半々ぐらいで、読まなくても買っておく人とか、ど
のように英訳されているのか調べる人とかいろいろいらっしゃるのだろう。
アメリカでの書評ではWhere do the bird fly now?が断然の好評
ではあったが、サイン会では読んだという人がいなかった。デーナは書評に
大喜びでグラニアさんにはどうだと言わんばかりだったという。
これで新しい短編集に入る作品として「内宇宙の銀河」に続いて「鳥はいま
どこを飛ぶか」が確定ですね。「内宇宙の銀河」は私の短編の代表作の一つ
だが、これまでは「奇想天外」の掲載号を入手する以外に読むことができな
かった。短編でも密度が高く、スカスカの長編ぐらいの内容のつまった作品
なので、これだけでもかなり読み応えはあります・・・と、今から宣伝をはじめ
ましょう。
それにしても面白いのは「花と機械とゲシタルト」が高値取引されるようになって
から結構あちこちのオークションや古書店出品が多くなりましたね。それとともに
値も少し下がってきています。そんなに高いのなら売るという人が出てきたと
いうことでしょうか。それとも書店の隅に眠っていたものを本屋さんは発掘して
きたのかしら。いずれにしろ高価本として誰でも知っている存在となってしまった
ということでしょう。
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