昨日はJRA、NARとダブルヘッダーで会談をした。私の合同フリーハンデの
原稿では2年間の猶予期間を認めてもらったと書いたが、その後のIFHAと
の折衝では本年から正規のG以外にG表記が認められないということで、
新たな表記方法については3月末に発表されるという。従って今年の日本
ダービーはGIでなくなることになる。まあ、日本ダービーなんて外国からの
出走は期待できないので、さほど時間をおかずに国際レース化するのだろ
うが、一時的にごっそりGIレースが消滅(もともとなかったものではあるが)
することになる。国際化したときにすぐにGIを認めてもらえるかどうかも不明
で、もしかすれば3年間のレースレートが必要となるかもしれない。これは地
方競馬のレースの国際化にもいえることで、NARは那須の検疫厩舎にゴー
サインを出し、大井など比較的検疫馬房の建設の容易なところが迅速に対応
したとしても、その時点からレースレートが必要となるかもしれない。この点に
ついては増田次長にIFHAとの交渉をお願いした。NARは今回の競馬法改正
で特殊法人ではなくなるが、名称は地方競馬全国協会(NAR)のままでいくそう
だ。明後日には格付け委員会が開かれ、JBC協会の支援をなくした大井のJBC
該当レースのGI承認問題とか、パートI化にともなうグレード基準とか、さまざまな
累積課題を検討することになる。
新種牡馬名鑑の外国馬の原稿は一部の未調査部分を残して書き上げた。ターフ
ダイアリーは大井の出走経験馬の受け入れに関する論評。忙しく動き回っている
間にワールドエミネンスが3着に頑張ってくれた。何とかあと1勝してAクラスに上
がってほしいものだ。
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