毎年大晦日はレーティングのピークにある。それが1970年からだから
すごいと思う。世界中に私ほど長くフリーハンデを作成し続けている人は
いないだろう。東京2歳優秀牝馬にダートの最強クラスが出ると結果次第
でそれまでのレーティングを訂正にかからなければならない。今年は2歳
ダートが牝馬上位になってしまうのではないかとも思ったが、4着から10
着付近を持ち点の低い馬が占め、それらとの着差も大きく開かなかったので
案外高くならなかった。ドラゴンシップやアイキャンディの凡走がエンゼル
ツィートのレートに大きく影響するというのも変な話ではあるが、パフォー
マンスレートの問題点でもあるのだろう。有馬記念の10着までほとんど差
がつかなかったためオルフェーブルに高いレートを与えられないのも、パフォー
マンスレートの問題点となる。オルフェーブルを130近いレートにすると、
それにぶら下がって9頭が120台に上ってしまう。そのように困ったとこ
ろの多いパフォーマンスレート方式ではあるが、やはりそれが唯一の客観的な
評価基準として最も優れていることも確かである。1970年頃にどのように
してフリーハンデを作っていたかというと、アメリカでパフォーマンスレート
が生まれるずっと前から私はほぼこの方法でフリーハンデを作成していたので
す。当時から着差を表現した各レースの着順表をつくり、同一馬を基準にして
ハンデ差をつけていったわけで、のちにこのように定着するとは予想もしてい
なかった。
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