今日は介護さんも来ず、私と二人きりだったので、ようやく落ち着いたの
か、穏やかな笑顔で眠り、ほとんど一日中眠っていた。それでも起きてい
る時はずっと私を見つめながら時々泣き出す。むろん私も彼女が今の状
態に満足するとは思っていないし、こういうことはずっと考えてきた。そして
有効な対策があるわけでもない。みどり先生がそう思うかどうかはともか
く、彼女が楽しめる目標を抱くことは重要だと思う。例えば新しい家なら満
足するかもしれないとか、いつか車椅子で長距離移動できるようになれば
温泉へ連れて行ってあげようとか、彼女の誕生日のパーティを開くこともそ
の一つだ。彼女が中心となって何かが行われることはとても大切だと思う。
今度の家では彼女のベッドをできるだけ中心に置きたい。
記事の下に広告が表示される場合があります。この広告はexciteの広告枠で、当ブログとは無関係です。